受験

よく伸びる子 2

当て勘と直感力は似たようなものですが、当て勘はただの勘でいわばデタラメです。直感力は優れた判断力と経験からくるもので、それがすぐれている子は、突拍子もないようなおかしな答えは出しません。自分で「?」と思ってやり直すからです。
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よく伸びる子

算数で伸び悩んでいる子たちには、いくつかの問題点があります。それでも伸びる子は伸びます。大人の感じる印象以上に伸びるケースがあります。どのようなタイプの子が私の予想以上に伸びてくれたのか、実例をあげながら4回にわたって書いていきたいと思います。
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円周率を使った計算

円周率の計算は、小数のかけ算を覚える時期に単元として出てきます。×3.14という小数計算をするのですが、正直にやるのは馬鹿馬鹿しいと思います。成績上位者はどのようにやっているのか、またそれに関連して覚えておくと便利な計算などを紹介します。
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天才的な子

まれなケースですが、私の能力をはるかに超えていると感じた子がいました。高校時代にも1人、どうしても勝てない友人がいました。算数が苦手な子たちへのアドバイスにはなりませんが、彼らはどのような思考をしているのか、紹介します。
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暗算について

計算力を上げるには暗算が必要です。極端に難しい計算まで暗算する必要はありませんが、60÷5とか12×6などを筆算でやっているようでは、計算力は伸びません。簡単な暗算のコツを覚えて練習を重ねると、問題を解くスピードが上がります。
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計算の工夫3

算数を苦手とする子の多くは分数計算が下手です。分数をうまく使えるようになるには、分数と小数の入れ替えをスムーズに行えるようにする必要があります。また、数字の書き方も大事です。数字を小さく書いている子の多くは算数ができません。
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計算の工夫2

算数を苦手とする子の多くは、分数計算が下手です。そもそも分数の意味がよく分かっていないことが多いです。実際の計算と筆算の例を示しながら、どのようにすればミスが減るのかを説明します。
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計算の工夫 1

計算の工夫というと、和がきれいな数字になるように数字の順序を変えるとか、カッコでくくって計算しやすくするなどありますが、数を小さくしていきながら計算するという考え方もあります。引き算やわり算を先にやるほうが楽になる例を紹介します。
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計算力と学力

算数が得意とは言えないが、計算だけは速い子がいます。いわゆる計算塾やそろばん塾に通っている子たちです。計算力が付けば算数ができるようになるとは限りません。では、実際に算数ができる子たちはどうなのか、私が担当していた女子御三家クラスでの実験を紹介します。
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計算ミス

計算力、思考力、理解力などは問題は無いのに、実際のテストになるとミスを連発する子たちがいます。その子たちに共通しているのは、計算ミスは大したことでは無いという意識です。結果的に「×」になってしまえば、全く分からなかった子と同じ扱いになるのです。