日暦算

<日暦算>

 ある日の曜日を問う問題を日暦算といいます。面白くはないですが,次のような問題です。

<例題1> 4月13日が水曜日のとき,11月13日は何曜日ですか。

<一般的解法> 4月13日から見て,11月13日が何日後かを計算します。4月は30日なので,30- 13=17,そのあと5月から11月までの日数を足してきます。17+31+30+31+31+30+31+13=214より,214日後なので,214÷7=30余り4と計算します。1週間が30回あった後の4日後なので,水曜日の4日後となり,木,金,土,日となって,11月13日は日曜日とわかります。

 私はこのやり方があまり好きではありません。

<私のやり方> 4月1日から数えます。4月13日は,13÷7=1余り6より,7で割ったときの余りが6の日です。4月から11月13日まで,7で割った余りを計算します。大の月(31日)は余りが3,小の月(30日)は余りが2なので,4月から計算していくと,2+3+2+3+3+2+3+6となります。最後の6は11月13日のことです。この式から7を消去していくと,10になるので,10÷7=1余り3より,11月13日は7で割った余りが3の日です。3,4,5,6(水)と書いていけば,3の日は日曜日になります。

 どちらの方法でも大差ないように見えますが,次の例題を見てください。

<例題2> 9月12日が月曜日のとき,3月4日は何曜日ですか。

<一般的解法> 9月12日から見て,3月4日が何日前かを計算します。(12-1)+31+31+30+31+30=164,これは4月1日までです。3月4日はさらに何日前なのかを計算します。31-4+1=28より,164+28=192日前になり,192÷7=27余り3より,月曜日の3日前になります。日,土,金より,3月4日は金曜日になります。

 この方法は,最初の(12-1),最後の(31-4+1)の計算が紛らわしく,ミスを多発します。

<私のやり方> 3月1日から数えます。3月4日は,7で割った余りが4の日です。3月から9月12日まで7で割った余りを足していきます。3+2+3+2+3+3+5となります。最後の5は,9月12日を7で割った余りです。この式から7を消去していくと,余りが0になります。0(月),1(火),2(水),3(木),4(金)となり,3月4日は金曜日と分かります。例題1と全く同じ解き方をするので,「何日後」「何日目」「何日前」などと面倒なことを考える必要がありません。次の問題を見てください。

<例題3> 5月22日が土曜日のとき,その年の最後の日曜日は12月の何日ですか。

<私のやり方> 5月1日から数えます。22日は余り1の日。12月まで計算すると,3+2+3+3+2+3+2+3=21となり,12月31日は7で割った余りが0の日です。余り1の日が土曜日なので,余り0の日は金曜日となり,12月31日が金曜日と分かります。そこから戻れば,31(金)30(木)29(水)28(火)27(月)26(日)最後の日曜日は12月26日です。

 授業では一般的なやり方と私のやり方の両方を示し,好きな方でやるようにと指導してきましたが,ほとんどの子は私のやり方を採用してくれました。ミスが減り,この単元への苦手意識がなくなったと言う子が多かったです。じつは,私自身が一般的な方法で教えていたときに時々ミスをしたので,何かいい方法はないものかと考えたのがこのやり方です。

 ところで,前回の解答です。

問3 30÷4=7.5より,7.5+7.5+7.5+7.5=30としたあと,内側2つの7.5+7.5を7+8と変形します。そして外側2つの7.5を6と9にすれば,6+7+8+9=30となります。

問4 70の約数のうち1以外の奇数は5,7,35の3個なので,70を連続整数の和で表す方法は3通り   あります。個数の少ない方から16+17+18+19=70,12+13+14+15+16=70,   7+8+9+10+11+12+13=70となります。

今回また授業でやったくだらないクイズです。「ペルシャ語でスイカのことをなんと言いますか?」

ア.ヘンダワネ               イ.ヘンダワヨ         ウ.ヘンデスネ             エ.ヘンタイネ