昨日埼玉で。
「3量のつるかめ算」というものがあります。ツルとカメだけでなく,もう1つ何かが加わるという問題です。
<例題1>ツルとカメとカブトムシがいます。頭の数の合計は50,足の数の合計は180本,カメの数はカブトムシの数の3倍です。それぞれの数を求めなさい。
<解法1>カメとカブトムシを一緒にしてその足の数の平均を求めます。私の授業では「カメトムシ」などと名前を付けていました。カメトムシ1匹の足の数は平均を取って,(4×3+6)÷(3+1)=4.5本になります。全部カメトムシだと足の数は4.5×50=225本になるので,ここでつるかめ算を使います。(225-180)÷(4.5-2)=18
これがツルの数です。カメとカブトムシの数は,残りの32を3:1に分ければ求めることができます。
3量のツルカメ算は,このようにどれか2つの平均を求めてから普通のツルカメ算にするのが分かりやすいと思うのですが,面倒な方法を好む人が少なからずいます。
<解法2>全部ツルだとすると足の数は2×50=100本です。そのうち3羽をカメに,1羽をカブトムシに変えると,4×3+6-2×4=10本足の数が増えるので,(180-100)÷10=8,50-4×8=18と,ツルの数を求めます。これがちょっと分かりにくいので,次のような表を書いて説明しています。

<解法3>カブトムシの数を①とすると,カメの数は③,ツルの数は(50-④)になるので,足の数を一気に計算します。6×①+4×③+2×(50-④)=180,⑱+100-⑧=180,⑩=80,①=8となり,カブトムシが8匹とわかります。次のような面積図を書いて説明する人もいるようです。

私は解法1が手軽さ,速さを考えたときに断然良いと思うのですが,解法2を好む人がいるので面倒だなと感じています。何故解法2を好むのかというと,おそらくその方が「算数っぽくて格好いい」と感じているからではないかと思います。どんな解き方であれ,生徒にとっては自分が分かりやすくて使いやすければ良いのですが,わざわざ表を書かないとイメージが湧かないような解き方が良い解き方なのか,ちょっと私は「?」です。解法3は方程式なので,面積図を書く必要などありません。この式の意味が分かり,式の処理ができるレベルの高い生徒なら,私はこちらもお勧めです。
私が面倒だなと感じるのは,仕事でこのタイプの問題の解説を解法1や解法3ですると,表を書いて解法2でやるようにと注文がくることがあるからです。解法1は初級レベルのつるかめ算がすらすらとできるレベルの生徒でないと使えないでしょう。もしかすると,初級レベル以下の生徒には表を使っての説明が必要なのかも知れません。でも、そのようなレベルの生徒に3量のつるかめ算を教える必要があるのでしょうか?まったく面倒な話です(>_<)
このブログは読んでくれる人がほとんどいないのですが,それならそれで,自分勝手な内容で書きたいように書いてもかまわないかな~と思って,再び書き始めました。算数や受験からも話題が外れるかも知れませんが,まあどうでもいいかと(^o^) 契約が切れるのは9月なのでそれまで気ままに・・・
我が家のバラはほぼ咲き終わりましたが菊が咲き始めました。この時期に狂い咲きですかね。何かの前触れ?

